コレステロールのこと

*コレステロールとは
血液中に溶け込んでる脂肪のひとつで体を作ったり体の調子を整えるための材料になる大切な物質です。

ところがこのコレステロールが血液中に増えすぎると逆に悪い影響を体に与えてしまいます。

*体の色々な部分にコレステロールを供給するのが・・・善玉 (HDL) コレステロール
回収するのが・・・悪玉 (LDL) コレステロール、と言います。

この二つのコレステロールは血液検査で測定することができます。

コレステロールを回収する悪玉コレステロール値が高いと、 動脈硬化がおこり体中に酸素や栄養が行きわたらなくなってしまいます。
そうすると脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの重い病気にかかってしまう危険があります。

*コレステロールの異常として
悪玉(LDL)コレステロールの増加と善玉(HDL)コレステロールの減少に気をつけなければなりません。

*食生活を見直してみると
・早食いをすると満腹感が得られません。よく噛んでゆっくりと。
・甘いものは嗜好品なので楽しむ程度に。一日に何度も食べない。
・コレステロールの多い食品を控えましょう (レバー、モツ、たらこ、いくら、しらす干し、塩辛、卵の黄身、など)
・食物繊維はコレステロールの吸収を防ぐ働きがあります。 多めに食べましょう(野菜、海草、豆類、きのこ類、など)

*アルコールを飲みすぎると
高カロリー、高コレステロール、高塩分のおつまみも一緒に食べてしまいます。
アルコールはすべての種類、適量は1~2杯です。

*たばこは善玉コレステロールを低下させます。
禁煙を心がけましょう。

コレステロールの調節には適切な食事に適度な運動、 普段の生活改善が重要です。

平成23年4月5日(A)

<加藤>

 

2011年04月05日