睡眠障害のこと。
睡眠障害には色々な原因があり、そのひとつに「むずむず脚症候群」があります。
*長い間じっとしている時など脚に不安感があり、動かさずにはいられなくなる
ような症状を言います(別名:レストレスレッグス症候群)
*脚の症状はさまざまに表現されます。
「むずむずする」「無視が這っている」「ピクピクする」「ほてる」「ピリピリする」
「かゆい」など。
*脚の表面ではなく内側(深部)に起こることが特徴です。
*夕方から夜になると症状があらわれやすい傾向にあります。
*上記が原因で十分な睡眠がとれず、昼間に強い眠気が生じることがあります。夜
眠っている間に脚に症状があらわれ自分でも気が付かないうちに周期的に脚を動
かしてしまい、その度に眠りが浅くなってしまうのです。リラックスしてぐっすり眠る
ことができないことが日中の疲れや眠気となってあらわれます。
*むずむず脚症候群は日常生活に与える影響はとても大きなものがあります。十分
な睡眠がとれていないことで、長時間の移動や会議などが眠気や脚の症状で苦痛
になったり、家事や仕事に集中ができなくなったりします。その結果、大きなストレ
スを感じ、うつ状態になる人もいます。こうした影響から日常生活を守るために正し
い治療で症状をやわらげることがとても大切なのです。
*適切な治療を受ければ、症状の多くは改善されます。
症状が軽い場合は「鉄分の補給」「原因となる薬の中止や減量」「カフェインや飲酒、
喫煙の制限」「規則的な生活」「暖かいお風呂や冷たいシャワー、ウォーキング、マ
ッサージなど」「原因となる持病の治療(月経過多、胃腸障害など)」。
症状が重い場合は、軽い場合の方法と併用して薬物治療をすることが望ましいと
されています。
「むずむず脚症候群」当院にご相談ください。
2013.6.26 A
<加藤>