インフルエンザのこと

インフルエンザのこと

インフルエンザと風邪の違いは?
  風邪・・・・・・・・・・鼻水やのどの痛みなど局所的な症状が1年を通して発生。
  インフルエンザ・・38度以上の発熱やせき、のどの痛み、全身の倦怠感や関節痛
             などの全身的な症状。

インフルエンザの感染は?
  飛沫感染・・感染した人のせきと共に飛んだウイルスが別の人の口や鼻から吸い込
          まれ、ウイルスが体内に入りこむ
  接触感染・・感染した人が自分のせきや鼻水を手でぬぐいドアノブやスイッチなど
          に触れると、その後別の人が触れ、その手で口や鼻に触れることで粘
          膜を通じてウイルスが体内入り込む

インフルエンザの予防は?
   帰宅時の手洗い 手をアルコールを含んだ消毒液で消毒 栄養と睡眠を十分にとる

インフルエンザワクチンの予防接種も重要
   インフルエンザ発症の可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎま
   す。接種してから予防効果がでるまで2週間くらいかかります。またワクチンの効
   果は5ヶ月ほどです。

もし、感染した場合、感染していないご家族への予防方法は?
   感染していないご家族や身近な方への接触はなるべく避け、部屋を別にしたり換気
   を頻回にしてください。感染した方はもちろん、感染してない方もマスク装着した
   ほうが無難です。

同居のご家族にむけてインフルエンザの感染を予防する薬があります。
   当院での処方も可能です。ただし、感染予防としての薬は保険適応ではなく自費にな
   ります。

**インフルエンザは、「他の人にうつさない」事が大切です。せきが出るときはマスク
   をしたり、こまめに手を洗ったり、他の人にうつさないように心がけましょう。

<加藤>

2014年12月21日