*通風とは?
足の親指の付け根の関節が赤く腫れて痛み出し激痛を伴います。
このような症状を通風発作とも言います。
*原因は?
体の中に一定量ある「尿酸」という物質が原因の元です。
尿酸は血液などの体液に溶けて循環し不要な分だけ尿中に排出されます。
ところが、血液中の尿酸の濃度が上昇すると体の中に蓄積してしまい、結晶となってしまいます。その尿酸の結晶が関節の内面に蓄積して痛み を引き起こします。
・食べすぎ
肥満を助長するとともに尿酸の原料の過剰摂取につながります。
・アルコールの飲みすぎ
アルコールは尿酸の発生を促すとともに排出を抑制してしまいます。
・肥満
内臓脂肪の蓄積は尿酸発生の促進につながり、皮下脂肪の蓄積は尿酸の排泄が抑制されます。
・ストレス
脱水傾向が出たり、ストレスホルモンの影響で尿酸が抑制されるのではないかと言われています。
*プリン体とは?
尿酸を作り出すプリン体を含むものを摂取しすぎると通風の原因になります。
*プリン体の含まれる食品
ビール、レバー、いわし、かつお、あじ、エビ、かに、白子、干し椎茸、 煮干し、納豆、豆腐、豆乳(大豆を使ったもの)など。
私たちの食生活は豊かになるにつれてカロリー過多になってしまいがちです。
通風に限りませんが、食べすぎ、肥満、運動不足などによる生活習慣病を 招かないよう注意することが大切です。
<加藤>